初診日がポイントとなった事例

(1)人工透析 女性50歳代
20歳代OL時代の初診日の証明が取れず依頼。
初診の病院に2~3度電話を入れ、受付簿やPCの記録が残っていないか尋ねたところ、事務長が倉庫を探してくれた。受付簿を探してくれ、その中に腎臓の検査のしるしがついていた。これが決め手となり受給できた。

 ➡ 障害厚生年金2級(事後重症)       年金額 135万円

(2)平衡機能障害 男性50歳代前半
原因不明の傷病名。どこを初診日とするかも不明。最終的に平成4年を初診として「受診状況等証明書が添付できない申立書」と補足資料提出。結果は初診日不明につき却下。審査請求の際、当時の病院の医師と事務員さんの第三者証明を2通提出した所、年金機構より「取り下げ依頼」があり決定となった。

 ➡ 障害厚生年金2級(事後重症) 年金額 120万円 初回振込 142万円

(3)うつ病 女性40歳代
25年前の初診日の証明が取れないと依頼。
初診日証明が取れたところで、提出したが返戻となる(提出書類の不備によりもどされること)。年金機構が指定した日付で請求をやり直すことは、納付要件が満たせないため、できなかった。現主治医作成の意見書と当職の審査請求も辞さないとの申立書を提出し、再度認定してもらうよう依頼した。当初の初診日とは違う日付を初診日とされたが、障害厚生年金として認められた。

 ➡ 障害厚生年金2級(事後重症) 年金額 140万円 初回振込 70万円

障害認定日がポイントとなった事例

(4) くも膜下出血で遷延性意識障害 男性50歳
スポーツ中に突然倒れ意識障害を起こす。本来の障害認定日は1年半後だが、 初診から半年後に特例として認められる。子の加算あり。

 ➡  障害基礎年金1級(障害認定日) 年金額 120万円 初回振込 75万円

(5)急性大動脈解離・脊髄梗塞 男性40歳
大動脈解離は人工血管置換術で障害厚生の3級(認定日の特例で手術日が認定日 ) その手術の影響により脊髄梗塞発症。これは障害認定日が初診日より1年後となり、ここで障害厚生年金の1級となる。

 ➡  障害厚生年金3級(障害認定日) 年金額 81万円
   1年後に障害厚生年金1級              年金額 200万円

(6)成人T細胞性白血病リンパ腫 女性58歳
障害厚生年金認定日請求で診断書が2枚出来上がった状態で依頼あり。認定日の診断書がどう見ても軽く書いてあり、3級にも満たない状態。根拠を付けて医師に修正を依頼する。理解を示してくれ、修正に応じていただいた。

 ➡  障害厚生年金2級(障害認定日) 年金額 170万円

障害認定日がポイントとなった事例

(7)くも膜下出血の影響で高次脳機能障害 男性50代
7~8年前に当事務所で申請した案件。当時は障害厚生年金3級で妥当な判断と思われた。途中更新が2度あり、状態がかなり悪くなられ、2級相当の診断書であった。しかし、親戚の会社に形式的に勤務し、給料が発生していたため、ずっと3級のままであった。根拠を付けて、額改定請求を行う 。

 ➡  障害厚生年金2級(額改定請求) 年金額 200万円

(8)( 7)と同じくも膜下出血の影響で高次脳機能障害 女性50代
共済年金と厚生年金の期間があり、傷病手当金受給中。診断書が出来上がっていたが、独身女性で今後のことを考え、確実に2級を受給したいとのご家族の希望あり。 詳細に検討し、根拠を付けて主治医に診断書の修正をお願いした所、理解してくだった。

 ➡  障害厚生(共済)年金2級(障害認定日) 年金額 170万円 

障害年金手続きを行なった主な傷病名

(9)肢体
線維筋痛症、脳出血、重症筋無力症、スティッフ・パーソン症候群、多発性硬化症、パーキンソン病、ジストニア、両変形性股関節症、ユーイング肉腫、筋緊張性ジストロフィー、筋萎縮症側策硬化症、モヤモヤ病、頚椎後縦靱帯骨化症、脊髄中心性損傷、脳梗塞、左不全片麻痺、小児まひ(ポリオ)、脳脊髄液減少症、進行性核上性麻痺、心原性脳塞栓症、右大腿骨頚部骨折、左変形性股関節症、クモ膜下出血、アテローム血栓性脳梗塞、糖尿病により足切断、人工股関節、急性硬膜下血腫・急性水頭症、リウマチ、低酸素脳症

(10)精神
不安障害・パニック障害、うつ病、解離性障害、気質性気分障害、双極性Ⅱ型障害、知的障害、統合失調症、てんかん、持続性気分障害、広範性発達障害、高次脳機能障害と膠原病、抑うつ神経症、神経症性障害(重度)、アスペルガー、反復性うつ病性障害、転換性障害、高次脳機能障害

(11)その他
閉塞性肥大型心筋症、先天性副腎皮質酵素欠損症、狭心症、網膜色素変性症、子宮けい癌、メニエール/平衡機能障害、大動脈解離、糖尿病網膜症、急性リンパ白血病、成人T細胞白血リンパ腫、右虚血性視神経症、うっ血性心不全・大動脈弁閉鎖不全症、多発性のう胞腎、拡張型心筋症、甲状腺がん、声帯一部切除、低酸素脳症、網脈絡膜萎縮、ベーチエット病、総胆管のう腫、完全房室ブロック、原発性免疫不全症候群、気管支喘息(ステロイド依存症)、聴覚障害、非代償性肝硬変、乳がん、悪性リンパ腫、潰瘍性大腸炎、黄斑変性緑内障不等像、心不全(ペースメーカー装着)、全身性エリテマトーデス、神経膠腫(グリオーマ)、アテローム血栓症脳梗塞、グリオーマ、慢性閉そく性肺疾患