障害年金の相談をするなかで、あなたの思いが伝わらない、プライベートなことが打ち明けにくい、不安になる、わからない事が多いままに話が進んでいくなど、社労士との間で多くのことが起こります。

相談者と社労士という関係ですが、やはり人と人のつながりになっていきます。相性のいい関係でないと、二人で受給という目的までに挫折してしまうことになりかねません。いくつかの社労士事務所に初回の相談をしてみて下さい。きっと相性のいいところが見つかるはずです。次に私たちが考えるポイントを書いてみましたので参考にして下さい。

あなたの気持ちに寄り添っていますか?

障害に至った経緯、障害者となってしまった配偶者や親、子供のことなどいろんな思いがあると思います。障害年金を受給できること、もしかしたら受給できないかもしれないことなど将来への不安な気持ちに共感してもらえることが受給手続きのスタートラインだと考えます。

説明は分かり易いですか?

法律や制度は、一般の方には非常にわかりづらいです。難解な専門用語をあなたの前で並べられてもチンプンカンプンです。「知らないがゆえに、あなたは損をしている。まかせなさい!」という全てお任せがいい方もいるかもしれません。

あなた自身の将来または生き方に関わる障害年金です。手続きの進行に沿って丁寧な説明や次のステップへの確認など、あなた自身が当事者ということを確認しながら、共に進んでいく必要があるのではないでしょうか。そして、できることとできない事を明確にしておく説明責任を果たす必要があると思われます。

その社労士に情熱を感じますか?

社労士は事務の代行屋ではありません。そして手続きが法律や制度などが中心となり、あなたが取り残されたままになっていては本末転倒です。受給できるかできないかではなく、どうしたら受給できるようになるのかを考えてくれる。手数料の額(報酬)により仕事の力の入り方が違っているなど、所謂もうけ主義になっている。どんな社労士に相談したいと思いますか。